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Diary

2011年3月

今、出来ること

こんにちは。
劇団ピーターパン第9回公演『星の音がきこえる』で桐野七織役を演じました、団員の佐藤令奈です。

公演から1週間、まさかこんな事態になるとは全く想像していませんでした。
皆さんご無事でしょうか。

まずは、公演を観に来てくださった方、携わってくださった方に深く深くお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
私たちの活動の基礎にはやはり沢山の方の存在があることを改めて実感しています。

東北地方太平洋沖地震の被害は日に日に甚大になるばかりで、何も出来ない自分が歯痒く感じます。

二年前の春に宮城県仙台に行ったのですが、映像で見るかぎり、その跡形もなく、本当に胸が苦しいです。

今私たちが出来ることは、自分自身の身の回りをしっかりと保つことかと思います。
自分で自分を支えられなければ、手を差し伸べることもままなりません。
入ってくる情報を的確に判断して、冷静に、行動を起こしたいと思っています。

今回の被災に限らず、毎公演感じていることですが、ありえないことはありえない、です。
何かがそこにある、ということは誰かが何かをしてくれているから。
自然の脅威を目の当たりにして、私たちは生かされていると強く感じます。

その中で、どう生きてゆくか。
自分のやるべきことは何か。

今回の最終公演後の挨拶でもお伝えしましたが、時間とお金と労力をかけて観に来てくださったお客さまに、
『明日も頑張ろうと思っていただけるような芝居をお届けできれば』
と毎回強く思っています。
そしてこれからも、その気持ちをもって、続けていきたいと思います。

後悔しない人生を全力で。(無理はせず。)

その中のひとときに、一杯の紅茶やおいしいビール、笑い泣く私たちの演劇があったら、とてもうれしいです。

胡散臭い終演後の挨拶になってしまいすみません。
ただ、言葉にしなければ伝わらないことがあると劇団の脚本家も言っていたので、長々と、いつも思っている当たり前の感謝を書かせてい
ただきました。

居てくれて、ありがとうございます。

困難な状況ですが、お互いにがんばりましょう。
またお会い出来るその時までに少しでも成長していることを願って。

佐藤令奈

夢の間

第九回公演「星の音がきこえる」無事全日程を終了致しました。

一年ぶりです。脚本•演出の齋藤でございます。

今回は脚本の遅れからお客様への広報活動が手薄になり、事前予約の少なさに「やべぇ。まじやべぇ」と
顔面蒼白になっておりましたが、蓋を開けてみれば多くのお客様が当日券をお求めになって下さり、
たくさんの方と時間を共有することが出来ました。誠に誠にありがとうございました。

さてさて、今回の「星の音がきこえる」いかがだったでしょうか。
僕はと言えば、アンケートや終演後のお客様のお声からたくさんの嬉しい言葉を聞く事ができ、まずは胸を撫で下ろしております。
今回は‥今回ばかりは本当にもう駄目かと思いました‥
劇団外の仕事が、週の半分は泊まり込み、二徹三徹当たり前、土日は地方に出張と、
まぁ我ながら「いつ寝たらええねん」な生活になってしまい、脚本の進行が滅茶苦茶に遅れ、合わせて演出の進行がめっちゃくちゃに遅れ、そら毎日が挫け三昧でした‥
それでも最終的に「お客様に是非見て頂く価値がある」と思える所まで辿り着けたことに、仲間の底力と、諦めないことの大切さを感じた公演でした。しばらくは仲間に頭が上がりません‥

演目に関してお話するとなると、これはもう「望琴」に尽きます。
4、5年前から「発達障害を抱えた少女の物語をやりたい」と思っていたんです。
そして、「やるのなら宮手華子以外にない」と思っていました。
今回彼女が久々に復帰すると聞き、しかし何せ自分が上記のような状況だったものですから、
「今回はまだ無理かなぁ」と一度は諦めました。しかし、他の代案もまとまらず、今を逃したらもう実現出来ないかもしれないと思い直し、最終的に挑戦することにしました。
予想通り、僕がまともにいられない中、彼女はもがき苦しみ、毎日ボロボロになりながら、それでも最後には、本当に本当に最後の最後で、僕の思い描いた「望月望琴」に会わせてくれました。
脚本家にとって、これほど幸せなことはないと思います。
それはもちろん彼女一人の力では決してなく、周りで支えてくれた仲間の力あってこそです。

僕の書いたお話も、どうにかこうにか7作となり、「再演を」という声が内外から聞こえてくるようになりました。
僕自身もいずれはやってみたいと思っているのですが、この「星の音」だけは、もしかしたらもう二度と、やることは叶わないのかなとも思います。もしまたいつか、「望月望琴に出会えるかもしれない」と思えたなら、その時はもう一度、このお話と向き合おうかと、今はそう、思っています。

さてさて、これからのことですが。
まずはいつもの通り、一旦は休息です‥と言いたい所ですが、
ここらでもう一度、今後の遊び方を考えてみようかなとも思っています。
今の自分に出来ること、出来ないこと。
今の劇団に出来ること、出来ないこと。
各自がもう一度見つめ直し、またその先に見るものが重なったなら、
その時は少しだけ新しく生まれ変わった姿で、皆様に会いに行きたいと思います。
願わくばまた、今の仲間全員で。

また劇場で同じ夢が見られる日まで、
お互い何となく生きながら。
それでは、また。

そうそう、今年も役名由来をこの場を借りて紹介させて下さい。
言わずもがなと思いますが、モチーフは星でございます。
お時間あれば是非。

桐野七織
土星の別名、「桐野星」から。ちなみにこの星、桐野利秋からきています。
昨年の「一夜蝶」で名前に使用出来なかった中村半次郎への追悼の意味も込め、採用しました。
七は七夕、織は織姫から。

望月望琴
望月は満月。
望琴は琴座の琴の字を使った名前の中から選びました。

伊達暁
暁は「アカツキ」から。
名字の伊達は、同名の俳優さんからです。

朔美
月と太陽が同方向になり、見えなくなる状態「朔」。その字を使った名前から選びました。

望月みちる
どちらも満月から。「欠けている」望琴を得たことで、彼女は満ちる、のだと思います。洒落みたいだけど。

天木希
七織を包む天の川。下の名前は他に望の字が多かったので、じゃあ希望繫がりで、と。

一ノ瀬慧
川っぽい名字から選びました。慧は慧星。
ちなみに慧の字、「サトル」とも読むみたいです。始めは暁に使うつもりでした。

矢来光彦
コカブとフェルカドの和名、矢来星から。竹や丸太を組んで戦場などで使う柵、「矢来」。
北斗七星が子の星を狙っているので、コカブとフェルカドが「矢来」となり守っている、という意味合いだとか。
最後には望琴の「矢来」となることを決める、彼に相応しい名前だと思います。
下の名前は星を連想させる名前から選びました。

桐野櫂
ペルセウス座を構成する星、Χ(カイ)。ねじれて荒れ狂う、七織の川を漕ぎ進む櫂。
ただの木片だけど、前に進むには欠かせないものだと思います。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

DSCF2325

公演直前

ぴたぱん通信をごらんの皆様。おひさしぶりです。片桐和穂(かたぎりかずほ)です。

今年は例年に比べ、花粉が多いようです。花粉症の方には、辛い時期ですね。私も花粉は苦手なのですが、梅がキレイに咲いているのを見ると、気分が晴れやかになります!

なぜ梅かと言うと、毎年この時期は、「劇団ピーターパン」の公演時期だからです。稽古に向かう途中に、梅が咲いてる横をいつも通るのです。稽古に行くときは「がんばれよ」。帰りは「おつかれさん」と。お世辞にも風情があるとは言えない所に咲いてるのですが、でもそれがなんか妙に心に残るのです。
1年に1度の季節を待ち、一生懸命咲き、それが終わるとまた次の機会を待つ。

なんかピーターパンみたいですね。自分で言うのもなんですが(^-^ゞ

今私たちは、公演本番に向けて、最後の追い込みをしております。花を咲かせるのに必死です、ホントに(笑)

昨年に引き続き今年も、
神奈川新聞(3/2号)の紙面に少しではありますが、掲載されます!
また、関内ホールのホームページにも当劇団の公演情報を掲載させていただいております。
ぜひご覧ください!
(関係者の皆々様のご協力には大変感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます)

途中、堅苦しくなりましたが、「劇団ピーターパン」千秋楽まで全力で爆走します!!
ぜひぜひご来場ください!
それでは当日、劇場でお会いしましょう!

片桐和穂

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