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Diary

2009年3月

仲間とともに

ぴたぱん通信をご覧のみなさま、こんにちは!団員の貝塚です。
第7回公演では会場スタッフを担当させていただきました。今回も劇場でみなさんとお会いできたことを、とても嬉しく思っています。

公演から半月が経ちました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
劇団ピーターパンの団員達はみな、それぞれ元の場所に戻って生活をしています。

この劇団のメンバーは普段は本当にばらばらの場所にいます。
たいていは大学生か社会人なのですが、所属している大学や会社はさまざまで、中には他県在住の団員もいます。
しかし、いざ公演を打つとなると。とたんに皆が集まり、団結して公演の準備にとりかかるのです。そしてその時のエネルギーたるや、まるで高校生のような勢いなのです。もうなんというか、馬鹿と言って差し支えないでしょう。

今回、準備期間中に、私は久々に稽古場に足を運びました。
そこにいたのは、やはり、変わらずに熱い奴らばかりでした。
もうみんな大人になって、中には社会人になっているメンバーもいるというのに。
その時ふと、いいなあ、と思いました。

人は大人になっていくにつれて、いろんなものを背負わなくてはならなくなります。我慢しなければならないことも多くなります。
しかし、いつになっても、このように時間と情熱をともにできる仲間がいるというのは、とても幸せなことだな、と思ったのです。

まとまってない上、ほぼ私事となってしまい、失礼しました。。。
そんなわけで、私たちはこれからも走り続けます。
次回がいつになるかはわかりませんが、これからもぜひ、気が向いたら公演を観にいらしてください。
私たちは劇場で、舞台でお待ちしています。
それでは、また。

貝塚 剛志

紡ぐ夢

camel_after.jpg早いもので公演終了から9日もの時間がたちました。近所の小学校では早くも桜が咲いてゆっくりと確実に季節が動いていくのを感じています。
こんにちは、今公演で代表を、キャストでは立花役をやっていた都築です。
まだ片付けもままならない自分の部屋からこうしてこの文章を書いています。

第七回公演「キャメル」に足を運んでくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
こうして無事に公演を終えられたのも観に来てくださったお客様あってのもの。ありがとうございます。そして行けないけれどとたくさんの励ましのメッセージをくれた方、ありがとうございます。その一語一句が励みになり無事に公演を終えることができました。

第七回公演をやろうということを決めたのは意外と早く昨年の半ばごろでした。
劇団として新たなステージに立つために、今までの仲間ともっと一緒に公演をやりたいから、社会人ももっと参加できるようにと体制を変えつつ公演に挑みました。ただ、その体制をつくるのはなかなか大変でかなりの時間がかかることになってしまいました。けれどまだまだ試行錯誤の途中ではあるけれど、今回3人の社会人がキャストとして見事に復帰してくたことは、今回公演の大きな成果の一つだと思っています。
さらに成果の一つとして、今回5人もの新メンバーが参加してくれたことがあります。それぞれの能力はさることながら、その熱い想いにどれだけ助けられたかは計れません。
誰一人欠けても今回公演はできなかった。ほんとうにそう感じる公演でした。

公演を終えて、今一番感じているのは感謝の気持ちです。
ここまで一緒にやってくれた仲間に、
支えてくれた友人、家族に、
公民館や業者の方々、
そしてお客さんに、
いろいろな人の支えを愛を受けながら舞台に立つことができました。
ほんとうに幸せでした。

今回公演で僕はピーターパンを卒業します。
この劇団を立ち上げた時から数えると、5年近く時がたちました。
・・・長いというよりも、あっという間でした。その中にこの文面では書ききれないほどいろいろなことがありました。
気付かないうちにいろいろな人に支えられて頼って甘えて生きている自分。ほんとうに不器用な自分。
そこに浸りきっていた自分を熱き思いで目覚めさせてくれたこの劇団。
ほんとうに良い仲間に恵まれました。
その時から少しずつみなさんに恩返しを感謝返していきたいと思いも持ちつつ今公演をすすめてきました。
相変わらず出来ていないところもあります。それでもこの公演を通し少しでもありがとうと伝えられれば幸いです。
ほんとうにありがとうございます!!

さて、今後の活動については齋藤がいうようにまずは充電です。
日々変化するこの劇団がどうなっていくのか、僕自身にもわかりません。
ただ、熱い思いを持った仲間がいる限り、
ピーターパンはまた同じように舞台に素敵な夢を咲かせます!
「また、いつか」必ず劇場でお会いできる。
そう信じ、そうなれるように僕自身もしっかり充電して帰ってくるつもりです。
仲間と、そしてお客さんと夢の続きを一緒に味わえるように!
また。またいつか!

新たな出会いと別れに感謝しつつ、
また出会えるその日まで、
ひとときのさようならを

劇団ピーターパン第7回公演代表 都築雄一

未だ届かず

2009_camel_photos-365.jpg第七回公演、無事全日程を終了致しました。

結局というかやっぱりというか、一年ぶりのご挨拶となってしまいました。
劇団PeterPan 脚本・演出の齋藤です。

今回も多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
例えどれだけいいものを作ろうと、見に来てくださるお客様がいなければ何の意味もありません。
舞台を創る最後の出演者が見に来てくださった方々。
感謝の気持ちで一杯です。

さて、今公演。
本格スタートも軌道に乗るのも遅れてしまったことに加え、
僕の作業もかなり遅くなってしまい、何と台本が完成したのが本番の三日前!
既に僕以外のメンバーは小屋入りした後でした。
もうね、怒られましたよ色んなとこで。
四面楚歌を地で行きましたよ。
マトモな団体なら公演中止のペースですからね。

辛いのは、脚本としての僕は平謝りしたい気持ちなのですが、
演出としての僕は絶対にしゃんとしていなければならないこと。
自信のない、指示の出せない、周囲に媚びる演出など、不要極まりないですから。
「すまんのう」と「しっかりやれ」を共存させるのは、中々厳しいです。

でもね、やれると思ってました。
ウチのメンバーは大部分が、あくまで大部分が(笑)
ピンチの時ほど燃えるタイプなのを知ってたので。
特にスタッフワークに関しては、過去ないくらいに各セクション自発的に進行してくれました。
仲間の地力の強さに尊敬と感謝。
実際ね、ピンチは案外楽しいです。
「あのさー、わりいんだけどさー、こーゆーのやりてーんだけど・・・」
と僕が言うと、
「マジっすか!今からっすか!カンベンしてよ・・・」
と苦笑いしつつ、五分後には
「こういう方法を考えたんだけど・・・」
と得意気にやってきて、さらに五分後にはワイワイ作業をし、
本番後には
「俺ら天才!?」
と自画自賛。
諦めの悪い面々で本当によかった。
基本的に
「いい感じでヨロシク」
としか言わない僕のお願いを、
この期間で応えてくれたスタッフ陣、本当に感謝と信頼の気持ちでいっぱいです。
今までの積み重ねがあったからこそ、乗り越えられたのだと思います。

キャスト陣。
何せそんな進行状況だったので、セリフ覚えがメチャクチャ大変だったと思います。
いつもは、「セリフ覚えはやれば出来ることなんだから本番で飛ぶのは絶対あかん」
と言えるのですが、今回はひたすら「ごめんね、頑張ってね」でした(泣)
間に合わせた彼らに拍手です。

戻りますが、でもできると思ってたんです。
いつも、「こいつらもっと出来る」と思ってましたから。
こんなこというと「反省してない!」と怒られそうですが・・・
乗り切れたから言えることだと思いますが、
結果的には団体としてたくさん得るものがあったのじゃないかなと思います。
もちろん、こんな荒療治は二度とゴメンと思ってますが(笑)
皆ごめんね。

<中身に関して>
今回は役名由来をおみやげに載せられなかったので軽くふれると、
全て「僕にとってのヒーロー」からとりました。
そのうちのいくつかは、僕が多大な影響を受けた作品からなのですが、
今回「ヒーロー」を描くということで
名前に使おうかと思い、久しぶりに引っ張り出してきたら、
子供の頃にはまったくわからなかった解釈がたくさん出来て、
「ああ歳とったんだナア」と感じました。
興味のある方はちょっと見当をつけて、探してみてはいかがでしょうか。
ちなみにほとんどマンガです(笑)

「無敵だった頃の自分が、駄目になった自分を叱りに来る」
という形は三年くらい前から考えていました。
その形でもって、「ヒーロー」と「場所」ということについて考えてみようと
いうことで始まったこの話。
設定とテーマ自体は割かし早く決まったのですが、
大体の骨組みが出来て「さあやろう」
というときに、上記の理由で何となしにその作品を引っ張り出したら、
「おう、俺影響受けてんなー」と思ったのです。
もちろん、作品自体は丸で別物ですが、空気というか、細かな部分で。
結果、前出の作品に、いかに影響を受けつつ、かつ引っ張られずに
自分の「想い・痛み」を乗せて世界を創り上げるか、ということに神経を使う作業となりました。
書きあがった後に見て、「ああ俺これに影響受けてたのか」と思うのはいいのですが、
書く前に気づくと、これが中々難しい。
なんせもう自分の血肉の一部になっているようなものですから、
何が嘘で何が本当かわけがわからなくなるのです。
夜な夜な悩みつつ、団長に泣き付いたりしながら、
最終的に今の僕にしか書けない、
ひりひりする世界が創れたと思います。
個人的にも過去に書いたものの中で好きな作品となり、
「創る」ということに関してもまた、得るものがありました。

さてさて。
今後ですが、いつもの通り一旦は充電です。
今回もまた、たくさんの夢がかないました。
映像、やりたかったモチーフ、短編、仲間との約束・・・
小屋入りして、仲間がいて、皆で共有するものがあって、夢が叶っていって、、、
なんどもなんども、「うれしいなあ」と思ってしまいました。
体制の再構築からになるかなと思いますが、
今回社会人メンバーが見事に仕事をしながらもメイン所を
クリアしてくれたことで、また考えうる選択肢にも幅が持てたのではないかなと
思っています。

どこに向かうか、辿り着けるか、相も変わらずさっぱり先はわかりませんが、
劇中で立花が言っていた言葉。

「戦わなくちゃ。強くなってさ」

そうだ、そうだな、と思いながら、また歩き出そうかと思います。

また劇場で皆様と同じ夢が見られる日まで。
お互い何となく生きながら。

それでは、また。

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