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Diary

科学というスポーツ

Diaryをご覧のみなさま、こんにちは。団員の貝塚です。
年の瀬も迫り、街にも慌ただしい気配が感じられる今日この頃ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

私はといいますと、大学院の2年生ということもあり、相も変わらず研究室で実験漬けの毎日なのですが、最近は発表や勉強のため、外に出ることも多くなりました。
外出先で他大学の方の発表などを聞いておりますと、たまにふと、科学研究はスポーツのようなものだな、と思います。
大勢の選手(研究者)たちが、それぞれの専門分野において日々、新記録(新しい発見など)を目指して練習し、それを学会という試合で発表している、そんな印象を受けるのです。
そのプレースタイルは人によってさまざまですが、発表を見ていると、なんとなくそれぞれの選手の性格がわかります

お互いの長所を生かした複数チームでの連携プレー、派手さはないが着実に攻めてコンスタントに成果を出すプレー、また中には反則スレスレの乱暴なプレー(雑なデータに基づく主張)なども見られます。
一方、大記録(大発見)を目の当たりにしたときは、見ている方もとてもエキサイトさせられます。

そして、こうした場でのもう一つの楽しみは、他校の選手との交流です。
こうした場では、同じ種目をプレーする選手、あるいは監督などと知り合いになったり、議論することができるので、実際的な面でも心理的な面でも、とても刺激になります。また、久々に再会する大学や高校時代の友人の研究を聞くのは、専門が異なっていても楽しいものです。
iPS細胞の山中伸也先生など、ホットな論文を次々に発表している方の講演に出席したときなどは、国民的なスタープレーヤーを目の当たりにしたような気分ですね。

私などはまだまだ駆け出しですが、いずれは彼らのように一流の選手になりたいと、あらためて思ったものです。

よく、スポーツや音楽には国境はないと言います。
しかし、私は科学にも国境はないと思っています。
将来的に技術を介して私たちの生活に結びつく、それももちろん重要ですが、科学はそれ自体が人々に夢と情熱を与え、国を越えて人と人とをつなぐ、そういう存在であると私は思っています。

今回は更新が遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

それでは、またお会いいたしましょう。

貝塚 剛志

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