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Diary

日々勉強!

こんにちは、ぴたぱん通信を担当するのは二回目の右近です。
9月も半ばに入り、秋の空気を感じる今日この頃ですね。

さて、秋は一年で一番勉強に向いている季節です!
私は個別指導の塾講師というバイトをしているのですが、私の担当する生徒たちもせっせと勉強しております。

私の勤める塾は、勉強がけして得意ではない生徒が大半です。
元々勉強が好きではない生徒に勉強を教えるというのは一苦労なのですが、そんな生徒の成長を見るのがこの仕事の醍醐味だなぁと感じています。
子供は、私たちが普段している以上に、人を見ていると思います。
彼らに対して、私たちがどのような気持ちで接しているか、すぐに見抜かれてしまうのです。
ですから、こちらが少しでも手を抜こうものなら、一瞬にしてやる気を失ってしまいます。

生徒の一人に、誰が話し掛けても一切反応せず、目も合わせない生徒がいます。
学力も低く、課題を与えてもぼーっとしてやる気のないように見える彼。
先生もお手上げ状態で、私は心理学を学んでいるという理由で、塾長から彼を任せられたのです。

当初はもちろんのこと、何を話し掛けても無反応。
課題を出してもやらない。これはなかなか手強いぞと思いましたが、子供は「見放された」と感じた途端心を閉ざして、もう何も届かなくなってしまうと思い、絶対あきらめるのは嫌でした。
やっていく中で感じたのは、彼はけしてやる気がないわけではないということでした。
ただ、理解が遅く、作業もゆっくりなので、彼のペースに合わせてスモールステップで進めることが大事なのだと思い、少しでもできたときはめいいっぱい誉めました。

出来なかったことを咎めるのではなく、できたことを評価する。

その中で、彼は少しずつ勉強と向き合えるようになってきたのです!
手が止まったときは、やり方を丁寧に教えると、また手が動きだします。
相変わらず一言も言葉を話しませんし、目も合わせてはこないのですが、最近はそれでも彼の動きやささやかな表情から、なんとなく気持ちがわかるようになってきた気がします(笑)
いつか彼の声を聞ける日がやってくればいいなぁと思って過ごす日々です。

子供たちと接していて感じるのが、勉強の出来不出来と自尊心の高さは比例するのかなということです。
これはとても淋しいことですが、今の社会がそうしているのかもしれません。
勉強が苦手な人たちにとって、生きづらい世の中ですね。
私はそんな子供たちに、「あきらめないで」を伝えられる存在でありたいなぁと思います。

右近良枝

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